サントリー樽ものがたり

「サントリー樽ものがたり」の展示・販売を行なっています。

お酒がお好きな方ならよくご存知のウイスキー。えもいわれぬ深いコク、芳醇な香り、琥珀色の輝き。これらは樽でゆっくりと時をかけ樽の中で熟成させる事により生まれます。
樽にも様々な種類がありますが、熟成の為の樽は長い年月をかけて育ったホワイトオークという木を使っています。
この木でなかればウイスキーの熟成は得られません。

別名「森の王」とも呼ばれるこのホワイトオーク。
真っ直ぐに伸びた美しい木理、適当な堅さ、大きな強度、高い耐久性、収縮の小さなことなどにより樽にはもちろん家具用材としても、他の用途にも幅広く使われている素晴らしい木です。
しかし樽としては使用するごとにウイスキーの熟成のための成分がウイスキーに溶け出してしまい、残念ながら樽としての一生を終えてしまいます。ただ、樽材としての役目は終えても、木材として考えるとまだまだ生き続ける力を失っていません。

サントリーは木の命を活かし長く大切に使いたいと考え、樽材を再生する技術を開発し、樽ものがたりを造り上げました。その考え方が私どもの木に対する、家具に関する考え方に近く、感動とも言える共感を覚え、この度皆様にご紹介することとなりました。

ほんの数点だけですが、担当がこれはと思う商品を展示させていただきました。どうぞごゆっくりとご覧ください。手に触れていただく事で、他の製品の素晴らしさも伝わればと思っております。

また、道免家具店では樽ものがたりフローリングを使ったリフォーム等も施工できますのでお気軽にお尋ねください。

樽ものがたりができるまで

樽ものがたりQ&A

Q1. 家具からウイスキーの香りがしてきますか?

表面塗装しないプランターの内側に、ウイスキーの香りが残っています。
家具の場合、しっかり乾燥させた材を使用している上に、塗装を施しているので香りはしません。
ただ、締め切ったキャビネットを開けた時にわずかにウイスキーの香りがふっと漂ってくる時があります。

Q2. 樽材で作った家具の耐久性は?

オーク材はヨーロッパでも古くから耐久性と美しさを合わせ持つ高級家具材として珍重されてきました。
表面の色は徐々に変化していきますが、大切にお使いいただければ、お子様、お孫様の代まで長くお使いいただけます。ただし、テーブルや椅子のネジ部の締め増しなど、メンテナンスは定期的にお願いいたします。
また、冷たい飲み物を入れたグラスを長時間置くと、濡れたグラスの底の輪が残る場合がありますので、すぐに拭き取ってください。コースターの使用をおすすめいたします。